石川の伝統と革新が出会う「おともがし」プロジェクト始動!
こんにちは。清香室町です。
今回は私たちがこの春から取り組む新しいプロジェクトについてお知らせします。
「いし菓わを、おともに」OTOMOGASHI(おともがし)
石川県は食材の宝庫であり、人々の食に対する意識が非常に高い地域です。そして食を大切に育み、また進化させてきた先人たちの想いを繋いでいく若手職人が多く集まる地でもあります。
そんな中、この度「おともがしプロジェクト実行委員会」を立ち上げ、石川県内の伝統食品メーカーと若手和洋菓子職人がコラボレーションする新しいお菓子ジャンル「おともがし」を発売することになりました。

新しい石川の菓子文化「おともがし」
「おともがし」の名前には「いつでもあなたのおともにしてほしい」という思いを込めています。お茶請けの枠を超え、さまざまなシーンでお楽しみいただける新しいお菓子の形です。
プロジェクトには、私たち清香室町の他にも、御菓子司つば屋さん、河田ふたばさん、スイーツガーデン マルフジさんといった県内の和洋菓子職人と、佃の佃煮さん、加賀麩不室屋さん、直源醤油さん、逸味 潮屋さんといった石川を代表する伝統食品メーカーが参加しています。
石川県が誇る伝統食品メーカーの品々を材料に使用し、私たち和洋菓子職人がそれぞれ創意工夫を凝らしたお菓子を開発。
各店舗では、それぞれ個性豊かな「おともがし」が誕生しています。どれも石川の食文化を凝縮した特別なお菓子です。

清香室町のおともがし「宝箱」
私たち清香室町が手がけたのは、佃の佃煮さんの「かつお入りレーズンくるみ」をふんだんに使った「宝箱〜かつお薫る能登の宝石〜」です。
かつお入りレーズンくるみの佃煮を、能登大納言小豆のつぶあんと一緒にはさんだ最中に仕立てました。宝箱を開けると「日本の旨み」を象徴するかつおの香りが広がり、「能登の宝石」と称される能登大納言小豆のつぶあんが輝きます。石川の味覚が詰まった宝箱をぜひお楽しみください。
お茶やコーヒーだけでなく、お酒のおつまみやコース料理の前菜、デザートとしてもお楽しみいただける一品です。

コラボレーションパートナー:佃の佃煮さん
今回のおともがし「宝箱」は、金沢市大場町に本社を構える「佃の佃煮」さんとのコラボレーション。佃の佃煮さんは、創業から80年近くの歴史を持つ老舗佃煮店です。
代々受け継がれてきた伝統の製法を守りながらも、時代のニーズに合わせた商品開発に取り組んでおられます。なかでも今回使用させていただいた「かつお入りレーズンくるみ」は、サクサクした食感のくるみと甘酸っぱいレーズン、塩味がアクセントになるかつお節という意外な組み合わせが絶妙なハーモニーを奏でる逸品。
佃の佃煮さんの商品は、石川県の食文化を支える重要な存在として、地元の方々はもちろん、観光客からも愛されています。無添加にこだわり抜いた安心安全の製法とごまかしの無い本物の美味しさを追求する企業努力、そして伝統と革新が見事に調和した佃煮は、まさに石川の味そのもの。
その味わいを清香室町の和菓子技術と掛け合わせることで、新たな美味しさが生まれました。

販売情報
「おともがし」は本日2025年3月19日(水)から各店舗での販売がスタートします。
また、5月には香林坊大和にて集合販売会も予定していますので、ぜひお越しください。

<宝箱〜かつお薫る能登の宝石〜>
清香室町本店で発売中
292円(税込)/個
詳細は公式Instagramアカウント(@otomogashi_ishikawa)でも発信していきますので、フォローをお願いします!
新しい菓子文化の創造に挑戦する清香室町にこれからもご期待ください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。