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金沢市本多町にゆかりある抹茶の芳醇な味わい「金澤文鳥 奥能登柿と抹茶味」

前回のむろまち通信では、11月2日に発売した「金澤文鳥」シリーズの新作フレーバー「金澤文鳥 奥能登柿と抹茶味」で使用している奥能登柿についてご紹介いたしました。
今回は、この和菓子に欠かせない、こだわり抜いて選んだ抹茶の魅力をお伝えします。

~金澤文鳥が結んだ「葵製茶場」とのご縁~

全国有数の抹茶産地として知られる愛知県西尾市。「金澤文鳥 奥能登柿と抹茶味」には、そこに本拠を構える大正時代創業の老舗抹茶メーカー 葵製茶場様の抹茶を使用しています。創業から100年以上にわたり、茶葉の栽培から製造まで徹底した品質管理を行い、高品質な抹茶を提供し続けてこられました。

葵製茶場様の家紋である「立ち葵」は、徳川家康の家臣として知られる本多忠勝の家紋と同じもの。その家紋に込められた「誠実」「信頼」「愛される」という精神は、抹茶づくりに対する真摯な姿勢として今も受け継がれています。清香室町本店が位置する本多町も、加賀本多家の中屋敷や家臣たちの下屋敷があった地に由来しており、同じ本多家の出自として深いご縁を感じました。さらに、葵製茶場様が大切にされている「お客様一人一人との出逢いを大切にし、抹茶を通して身近な贅沢やささやかな日常の楽しみを届けたい」という想いは、当店の和菓子づくりへの向き合い方と通じるものがあります。

~高品質な抹茶がもたらす深い味わい~

西尾市で生産される抹茶は「西尾抹茶」と呼ばれ、矢作川がもたらす肥沃な土壌や茶葉を育む川霧、温暖な気候に恵まれた環境でつくられています。
800年の歴史を持つ西尾抹茶は棚式覆下栽培や石臼挽きといった伝統的な製法で作られ、上品な香りと旨味・コクが特徴です。特に葵製茶場様は近代的かつ衛生的な設備環境にこだわり、高品質で安心・安全な「本物の抹茶」を生産し続けています。

~冬季限定の特別な味わい~

そんな上質で奥深い葵製茶場様の抹茶を使った「金澤文鳥 奥能登柿と抹茶味」。
一口頬張れば、抹茶の深い味わいが奥能登柿の優しい甘さと重なり合い、最後にホワイトチョコのなめらかな余韻が広がります。素材一つひとつが絶妙な調和を生み出す贅沢な味わいを、ぜひお楽しみください。

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