職人のこだわり『銘菓くるみ』~銘菓くるみはすべて自家製。もなかも餡も毎日手づくりしています。~
清香室町の職人技が光るこだわりの製法や商品の誕生秘話、
和菓子づくりに込める熱い想いを紹介する“職人のこだわり”。
今回は、お土産に根強い人気を誇る、当店の代表銘菓『銘菓くるみ』をご紹介します。
季節によって炊き上げ時間が変わる餡づくりは、三代目の長年の感覚で。
あんこはその日の湿度や温度によって炊き上げる時間が変わります。
「いつも変わらない味を提供するには“感覚”が大切。経験の積み重ねです。」
清香室町では三代目だけが担う餡づくりは、長い年月をかけて養った職人技です。
初代から受け継がれる看板商品、銘菓くるみの物語。
初代の頃から看板商品として親しまれてきた銘菓くるみ。創製当初、もなか(皮)は製造工場から仕入れていました。
約20年前、三代目がもなかも自社で焼く決断をし、今の銘菓くるみへと生まれ変わったのです。「もなかを一から焼いている和菓子屋は数少ないが、あえてそこを自家製にこだわりたい」。伝統を大切に受け継ぎながら、三代目の和菓子づくりへかける情熱が今の清香室町を支えています。