お歳暮は「御霊祭りのお供え物」が起源!?|清香室町冬の贈り物2023
2023年も慌ただしく月日が流れ、気づけばお歳暮のことを考える時期になりました。
あれもこれもやらなくては…と思いつつ、何にも手つかずのままの今日この頃。
時の流れはとても早いですね。
なお、以前ご紹介したお中元の由来は、「今まで犯した罪を償う“中元の日”に罪を懺悔するため、近隣の人々に贈り物をしたのが始まり」というものでした。
では、お歳暮の由来は何でしょうか?
現代では、年末に一年間お世話になった方へ感謝の意味と「また来年もよろしくお願いします。」の気持ちを込めてお歳暮を渡します。数年前までは会社の上司や取引先、親戚などに贈るのが主流でしたが、最近ではカジュアルなギフトも増え、実家の家族や親しい友人、知人と贈り合いをするようにもなりました。
お歳暮の由来と歴史
お歳暮はお中元と同じく、神様のお祭りでお供え物を季節ごとに贈るという中国の習慣に、日本で古くから続く祖先の霊を供養する行事が合わさって定着していきました。
日本に伝わったのは今から約600年前の室町時代と言われています。当時は、お正月に先祖の霊を迎える「御霊祭り」のお供え物を、お歳暮として年の暮れに本家や家元・近所の人に配っていました。つまり、「お御霊に感謝し、新年に福を招き入れよう!」ということですね。
商売が盛んになった江戸時代では、商人が得意先へお礼の意味を込め、年末にお歳暮を贈るようになったそうで、明治時代からは、仕事やプライベートでお世話になった方に贈る現代の形式が定着していきました。
時代の流れによって贈り方に変化はありつつも、お歳暮もお中元も感謝の気持ちを伝えるための大事な行事ということに変わりはないようですね。カジュアルな贈り方になったとしてもずっと後世に残していきたい大切な習慣です。
さて、当店では、本日11/14(火)から冬ギフト詰合せの販売を開始しました!
去年新発売した、金澤文鳥と福梅のセット「梅に文鳥」がとても人気です。
今年一年間お世話になった方に、感謝の気持ちや新年のご挨拶としてギフトを贈りませんか?
仕事関係、親族、友人、さまざまな贈り先やシチュエーションにあった詰合せをご用意しています。
オンラインショップから是非ご覧くださいね♪